ICS

千葉工業大学 工学部
情報通信システム工学科

研究の特徴

本学科を構成する教授陣の研究分野は、通信システムの要素技術から、インターネットなどのコンピュータネットワーク、さらに、そのネットワーク上で配信・利用されるコンテンツ、アプリケーションまで広がっており、情報通信基盤・情報通信ネットワーク・情報通信コンテンツの3つのグループを構成して相互に連携しながら研究を進めています。

・情報通信基盤グループ
光、テラヘルツ、電波など通信のための物理メディアの利用と応用に関する基礎研究、さらに通信のためのアンテナ、回路、通信環境に関する研究を行っています。安定した高度な通信網を構築する技術開発とともに、将来の通信システムのために未知の物理現象を探求する研究も進めています。
・情報通信ネットワークグループ
インターネットに代表されるコンピュータネットワーク、生活や環境を見守るセンサーネットワーク、さらに人と人を結ぶソーシャルネットワーク、また、ネットワークを基盤として構築されるクラウド環境など、通信基盤によって構築されたネットワークの数理的な研究および応用に関する研究を進めています。大規模化・複雑化するネットワークを効率的かつ安全に利用することを目指しています。
・情報通信コンテンツグループ
通信で伝送するための画像・音声処理技術、さらに通信を利用したコミュニケーションのための3次元画像技術、情報通信を利用した新しいネットワーク応用サービスの研究を進めています。高度な情報通信技術を利用した、新しい情報サービスの可能性を探求しています。

また、上記のグループに拘らず、すべての教員は、電子情報通信学会、応用物理学会、情報処理学会、IEEE(米国)、ACM(米国)等情報通信分野で有力な諸学会の機関紙・論文誌・国際会議において数多くの研究発表を行っており、さらに、これらの学会の専門性の高い研究グループでも指導的な役割を果たしております。